離婚歴のある60代の女性です。今の夫とは、10年前に再婚しました。お互いに子どもがいて、夫には息子が1人、私には娘が1人います。どちらも成人して独立した後に再婚したため、支障は何もありませんでした。

 

今の夫と再婚して10年が経ち、穏やかに暮らしています。最近、私の娘の結婚が決まりました。お相手は、穏やかで仕事熱心と聞いています。

成人しているとはいえ、娘の将来が心配だったので、結婚が決まって嬉しく思います。

ところが、相手の親御さんとの顔合わせの日取りを決める時になって、困ったことになりました。夫が、顔合わせに行かないと言い出したのです。夫婦で話し合いをしたいのですが、夫が拗ねてしまい、理由を聞き出すのに3日もかかりました。

理由は「娘の本当の父親ではないので、お相手やその親御さんに会う必要はない」というものでした。「今さら何を言っているのだろう?」と、理解できません。

同じ時期に夫の息子の結婚も決まり、私は「相手の親御さんへの挨拶などは、息子の希望に沿うようにする」と、伝えました。それについては現在、息子の返事待ちです。

夫は、息子の結婚がとても嬉しい様子でした。嬉しさのあまり、息子に何かしてあげたいと思ったのでしょう。「自分の財産は全て息子に譲る。娘の結婚祝い金は出さない」と急に言い出したのです。

再婚するときに「財産は夫婦二人のもの」「子どもに残すのではなく、旅行や遊びに使って、老後を豊かに暮らそう」と言っていたのは、噓だったのでしょうか?

自分の子どもは、何歳になっても可愛いもの。それは理解できます。

しかし、このタイミングで財産の話や、本当の娘ではないからお祝いは関係ないなど、あまりにもひどい話だと思います。

「我慢しなくてもいいかな?」と、ふと考えてしまう時があります。初婚と違って再婚ですと、我慢してまで結婚生活を続けていく意味を考えてしまうのです。

 

娘の結婚式を控えていますので、すぐに離婚する選択肢はありません。ただ、今回のことは、頭の片隅にしまっておこうと思います。

今後、夫と一生を共にする価値はあるのかを、私なりに考えていこうと思っています。

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