69歳の男性です。大手建築事務所を定年で退職後、再就職やフリーランスとなって今に至ります。子供2人は既に独立しており、夫婦だけの暮らしで「健康な生活」に日々留意しています。
定年退職する以前に、中度の精神的疾患を患らったことがあります。さらに定年後の再就職期においては、心臓に係る危険な病気にかかり、思わぬ大手術と入院を経験しました。
思い起こせば、いずれの場合も仕事上の過度な精神的ストレスが招いたものだったと反省しています。
これら二度の経験においては、それぞれ担当医療者のご支援をはじめ、家族の支援や仕事関係者の理解と協力を頂きました。このため、健康の回復に努めることができて、通常の日常生活に戻ることができました。
これらの経験で、健康であることの大切さをあらためて思い知ることとなり、それまでの自身の生活を見つめ直すとても良い機会ともなりました。
健康のために最近心がけていることは、基本的に
1)ストレスフリーと良質な睡眠
2)バランスの良い食事
3)楽しみを兼ねた適度な運動
の三つです。
このうちの適度な運動としては、日常的に自宅周辺でのウオーキングと健康体操サークルに参加しています。また、シーズン折々にはイベントウオーキング(JR主催の「爽やかウオーキング」など)にも夫婦で参加しています。
シニア世代において、健康状態と健康の維持への取り組みは、お一人お一人がそれぞれ違った条件や状況に置かれています。専門家でもない自分が特別なことを言えるものではありません。
そのうえでシニア世代を自任している立場から言えることは、健康な生活はそれぞれ自からの課題であるということです。今が健康ならそれを維持することはもちろんのこと、5年先や10年先など将来の健康生活をどうしていたいか!をいつも意欲的にイメージしていくことが、何より大切ではないかと思っています。