52歳の男性です。5か月前に会社のリストラ策(早期退職募集)を利用して新卒以降務めた会社を辞めました。悩んだ末の決断でしたが辞めて数か月が経ち、経験したことがない幸福感を感じるようになりました。
私は52歳で会社を辞めました。年齢的にちょっと早いかなとは思いつつ、近年精神的に追い込まれながらの業務の連続で、正直参っていました。なので、限界と判断して早期退職を決断しました。
ただ、辞めた当初は経済的不安が考えの大半を占め、「早く再就職先を見つけないとヤバい」と焦ってばかりいました。
また、前の会社の晩年に疲弊した精神状態がなかなか元に戻らず、気ばかり焦って何も前に進まないという状態が2か月くらい続きました。
しかしながら、辞めて3か月くらい経つと少し精神的にも安定してきました。そんなある日、何気なく見ていた動画に深く感銘し、気付いたことがありました。
「今の自分に与えられた自由な時間や穏やかな気持ちになれる平穏な日々は、1億円出しても手に入らないものだ。当然サラリーマンとして一生働いても、絶対に得られるものでもなかった」ということです。
こういった考えだと、「何かの悪い宗教の洗脳じゃないのか?」と思われるかもしれません。
ですが、その後も私より先にリタイヤされた方々の動画やブログを見ると、おおむね皆同じような気持ちを抱いていることが分かりました。
それをきっかけに、私は経済的な不安も消えました。ぶっちゃけ、お金で幸せは変えませんし、それが分かると出費は格段に減ります。しかも、お金を使わなくても日々幸せを感じる時間だけはどんどん増えていきます。
このような話は、現状日々会社で時間に追われてあくせく働いている方には、おおよそ理解出来ないと思います。納得してストンと腹に落ちるのには、一定の考える時間も必要です。
しかし実際に早期退職して数か月経った今、私はこのような境地にいきつきました。
一般的な情報を収集すると、50代以降のシニア層の再就職は難しい、経済的な不安が増す、などネガティブな情報が多いです。しかし、そうではない一面もあるのです。
シニア層がセカンドキャリアやリタイア生活を組み立てるにあたり、実際に幸せを感じながら生きている経験者(及び現在進行形)の情報をネットから収集することがおすすめです。