私は現在60代の女性です。夫と二人、静かに暮らしておりましたが、この度、息子と孫が近距離に引っ越して参りました。度々の預かり要請ですっかりおばあちゃん子な孫に、日々振り回されております。孫疲れを回避すべく、打開策を模索中です。
私には保育園に通う3人の孫がいます。月に1度のお友達とのディナーでは、“孫ちゃんに囲まれていいわね~”なんて言われますが、現実は楽しいことばかりでもありません。
息子はシングルファーザーのため、保育園のお迎えはほぼ私がしています。その後は、ご飯を食べさせ、お風呂にも入れています。
孫は魔の2歳。ご飯を食べさせるのが一苦労で、なかなか食べてくれません。椅子に大人しく座っていられないので、出歩いたり走り回ったり。そのうちに味噌汁をひっくり返すなんてことも。
関わる時間が長いので、孫はすっかりおばあちゃん子です。休日でさえも“おばあちゃんちに行きたい”とせがんできて、部屋の中はおもちゃで散らかり放題。
孫はかわいいですし懐かれるのは嬉しいですが、こうも頻繁ですと、ストレスに感じることもあります。やはり、“親しき中にも礼儀あり”で、程よい距離間を保つ事は、お互いにとって大切ですね。
これから孫が生まれて来る方へ、僭越ながらアドバイスがあります。
まずは、孫の面倒を見られる許容範囲を伝えておくことです。例えば、週に2日までなら手伝える、土日は基本的にNGなど、大丈夫なことと遠慮してほしい事を提示しておきましょう。
場合によっては、“拒否された”と感じる息子さん・娘さんもいらっしゃるので、孫のことは大好きだけれど体力的に厳しいなど、あくまでも孫に対しては好意的に思っている旨を添えると、波風も立ちにくいと思います。
次に、預かってみて困難に感じた出来事については、遠慮せずに息子さん・娘さんに共有しましょう。困難に感じることが蓄積すると、どうしてもストレスに感じてしまいます。
祖父母は第三者ですから、ストレスを感じるほど関わらなくて大丈夫です。せっかくのかわいい孫ですから、預かったり、会うのが億劫にならない工夫をすることが、幸せな選択だと思います。