48歳男性会社員です。在籍する会社の業績が右肩下がりで、毎年のように先輩のシニア社員が追い出されるように早期退職で退社していくことに、明日は我が身かと不安を抱いています。

 

自分が務める会社は間もなく創業40年を迎えますが、売り上げは今から15年ほど前をピークに年々右肩下がりで、近年は同業他社の追随に後塵を拝してじり貧になっている状態です。

なので決算状況も芳しくなく、近年は毎年のように人員削減によって、管理職ではない50代シニアの先輩が退職に追い込まれています。

なんとか割増退職金は出せる状態のようですが、それもいつまで続くかが心配です。恐らく48歳で平社員の自分ももうすぐ早期退職に応じなければならないと覚悟しています。

ただ、辞めた先輩社員からは希望はまったく聞こえてきません。「また再就職面接に落ちた。7社目だぞ・・・。もう就職活動はや~めた」「飲みのお誘いは嬉しいんだが女房にお金出してと頼みにくて・・・。無収入なので」など、退職後の日々を想像すると自分もお先真っ暗で滅入ってしまいます。

ユーチューブで「退職 シニア」などと検索しても、不安を増幅させる動画が目立ちますね。「節約生活にシフトしないと破綻する」「趣味がなければ暇な時間を持て余す」「刺激のない生活を続ければ急激に衰える・・・」など、まるで死刑宣告を突き付けられたような気にさえなってきます。

ちなみにリストラ対象になる会社員というのは人事部から見れば不要な人材と思えるかもしれません。なのでこのまま定年まで働かれても貢献度は低いと判断するのでしょう。

ただ、無役の平社員と管理職のどちらの50代シニアの数が多いかと言えば、圧倒的に前者です。そのような大多数のシニアを退職後、一気に高い不安に陥れるような社会構造はおかしくないでしょうか?

仕事の能力はさほど高くなくとも日々真面目にコツコツと働いてきたシニアサラリーマンに、非はないと思います。

 

高齢だからと言う理由だけで切り捨てる日本の企業のトップは、あり方を考えるべきではないでしょうか?

自分は48歳でまだ現役サラリーマンですが、こんな事態が続けば若い社員も将来に不安を抱え、日本全体の勤労意欲が低下することは必至です。

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