60代の女性です。工場でパートとして勤務をしています。夫と、3人の息子がいます。
私は、25年前に今の職場へ入社し、子供が小さいうちは時短で勤務をしていました。子供の手が離れてからは、フルタイムのパートとして、現在まで勤務を続けています。
60歳からは、在職老齢年金をもらいながら働くことにしました。
働いているのならば、「年金を受給しなくても良いのでは?」と、思うかもしれません。
しかし、年金を受給する時に、生きている保障はないと思ったのです。退職してから年金を受給するとしたら、どれくらいの期間、年金を受給できるのだろうとも考えました。
仕事は楽しいので、働ける限りは働くつもりでいます。
パートなので、収入が高いわけではありません。そのため、年金をもらえることはありがたいです。
息子が3人いますが、それぞれ結婚して家を出ています。
将来、もしも私と夫に介護が必要になった場合、息子たちに迷惑をかけたくありません。いつか施設に入ることも念頭に置き、お金のやりくりを考えています。
欲張りに感じるかもしれませんが、やはり、もらえるものはしっかりもらいたいというのが本音です。
また、2022年4月からは、在職老齢年金の支給停止基準(賃金と年金の合計額)が、月額28万円から47万円に緩和され、より働きやすくなりました。
年金を早いうちから受給するメリットやデメリットはあると思いますが、私は年金をもらいながら働くことに、満足しています。