52歳で会社を早期退職しました。辞めて1年が経過しましたが、再就職はしていません。
私は早期退職で、25年ほど勤めた会社を辞めました。
辞めた後は、暇な時間が増えたこともあって、何かと考えることが多くなりました。今となっては、長く会社員をしていたことを後悔しています。
仕事が嫌だと過去に何度か思いましたが、「会社を辞めたら大変だ」「経済的に心配」・・・など、ネガティブな情報を聞くごとに怖くなり、思いとどまっていました。
しかし、仕事によるストレスが、想像以上に自分の精神を蝕んでいることに気づきました。実際に会社を辞めてゆっくり休むと、だんだんと認識出来るようになりました。
辞めた当初は、再就職に向けてネットで求人情報などを見ていると、不安にさいなまれて汗が出てきたり、気分が落ち込んだりすることも何回かありました。
これについて、最初は自覚がありませんでした。会社員時代に忙殺されていた私は、「どんなに大変でもやり遂げるのが仕事で、その対価がお金」ということを頭に刷り込まれていたのです。
ただ、どう考えてもこれはおかしい・・・。
退職していろいろな本を読んだり、ネットで「仕事」について深く考察している情報に触れた時、自分の会社員時代の働き方が、「都合よく使われていただけ」と、気付かされました。
それによって、私は働く意欲がゼロになってしまいました。
「こんなことなら、我慢せずにもっと早く会社を辞めればよかった・・・」と、後悔する日々です。
しかし、人生は100年時代。まだまだ、折り返し地点です。この後悔をバネに、次のステップに進む準備を始めるつもりです。
今は休養をとりつつ、情報集めに勤しんでいます。
現代ではユーチューブに、早期退職をした人向けの動画がたくさんアップロードされています。
今後の過ごし方や求職活動の仕方について、動画を視聴して参考にしています。ユーチューブやネットであれば、いつでもどこでも情報が手に入るので、便利な時代ですね。
私のように、早期退職するかどうかで悩んでいる人も多いと思います。そのような方は、まずは情報収集をしてみてください。
経済観念や価値観は人それぞれだと思います。しかし、思い切った一歩を踏み出すことも、長い人生においては必要なチャレンジだと私は気づきました。