80代の女性です。夫は3年前に亡くなり、戸建てに一人暮らしをしています。子どもは二人。長男は他県に住んでいて、長女は隣街に住んでいます。子供たちはそれぞれ家庭を持っています。
孤独死という言葉がいっときテレビで話題になっていました。そのときは夫がいたので、他人事のように感じていました。しかし、夫に先立たれてしまった今、私が急に倒れた場合、誰も家にいません。
誰も訪ねて来なかったら、孤独死してしまう可能性が大きい、ということに最近になって気がつきました。
長女は隣街に住んでいるので、たまに私の様子を見に来てくれます。でも仕事をしていますので、忙しいときは1か月来ないことも珍しくありません。
一人で家で急に亡くなった場合、もし夏場だったらと思うといたたまれません。発見が遅いと皆さんに迷惑がかかります。
そんな事を考えていると、孫が「いい物を見つけた」と便利な物を買ってくれました。冷蔵庫につける便利グッズとのことです。
1日に一回は必ず冷蔵庫を開けます。冷蔵庫を開けない日はありません。その便利グッズを冷蔵庫につけると、冷蔵庫の開け閉めを感知してくれます。
感知すると、1日に三回、設定した時間に、あらかじめ登録したメールアドレスに連絡がいくというのです。「何時に開け閉めがあった」とメールが届けば、離れていても無事を確認できて安心です。
便利な物があってビックリしました。
これなら、安否確認が毎日簡単にできるので、子どもや孫の負担になりません。毎日冷蔵庫を開けるたびに「ばあちゃんは今日も元気だよ」と心の中で孫に声を掛けています。
ありがたいことです。