夫と二人暮らしの60代女性です。子どもは息子二人ですが、二人とも結婚して他県に住んでいます。私は現在は一戸建てに住んでいますが、子どもが巣立ったため、使っていない部屋があります。空いているからつい荷物を入れてしまいがちでして、夫と二人だけなのに荷物が多い気がします。

 

数年前に夫の両親が相次いで亡くなりました。残された家や土地、遺品の山を現在片づけているところです。その作業をしていて「私の息子たちには同じ思いをしてほしくない」と思うようになりました。

そこで、ある程度片付いた家を目指すことに決めました。

まずは自分たちの家を見直してみることにしました。使っていないのにしまい込んでいるものが多すぎます。靴や洋服は衣替えを機会に処分していくことにしました。

自分の卒業アルバムは見返すこともないので、思い切って処分することにしました。

新しいものは買う前に家にあるか確認すること。買ったら古いものは捨てる。食器棚の食器も大皿などは使わないので処分する。

物を処分するというのは、体力をかなり使うものです。そう思うと今から少しづつ片づけていけば、スッキリとした晩年を迎えられるのではないかな、と思うのです。

息子たちは仕事をして家庭もあるのに、親の葬式のあとに、遺品整理などで大変な思いをさせるのは、心苦しく思います。今までの自分の人生を振り返りながら、捨てるものを選びつつ、ゆっくりと断捨離を進めていくのもいいなと思います。

 

残された人たちが困らないように、終い支度を今からしていると友人に話すと「早すぎる。まだ準備なんてしなくてもいいんじゃない?70代からで十分だよ」と言われます。

これは人それぞれの考え方があるので、どれが正解かは分かりません。でも、ゆっくり進めていきたいので、私は今から少しづつ準備していこうと思います。

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